アガリクスをはじめとする、癌の代替医療に用いられる健康食品を比較してみました。それぞれのメリット・デメリットをまとめています。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
アガリクス | 免疫力を上げる効果がある。抗がん剤の副作用を抑えたり、抗がん剤の効果を高める働きもある。使用者が多く実績もあり、十分なエビデンスも存在している | さまざまな種類の製品が出ているが、良質のものを選ばないと十分な効果が得られない |
フコイダン | 免疫力を上げ、腸管免疫をうまく作動させるサポートをする。ガン細胞を自然死させるアトポーシスの作用もある | 使用者がそれほど多くなく、エビデンスも十分でない |
プロポリス | 殺菌・抗酸化作用が強い。人工的な抗生物質が効かない病気の改善や解消も期待できる。免疫力を活性化させる効果も | 不純物が混ざっていたり、変質が起こりやすい |
メシマコブ | 免疫細胞を活性化させて、体の免疫力を上げる効果がある | アガリクスに含まれているβグルカンのほうが効果が高いという試験結果がある |
シイタケ 菌糸体 |
栄養分が豊富に含まれている。免疫抑制細胞の増殖を抑えて免疫力を高める | まだ、使用者が少なく、エビデンスが不十分 |
ブロリコ | βグルカンやフコイダンをしのぐ活性度をもっているといわれる | 新しい成分のため使用者が少なく、実績やデータ、エビデンスが少ない |
癌の治療を行っている人の約半数が、病院での治療のほかに補完代替医療を行っています。
そのうちの90%以上の人がサプリメントなどの健康食品を取り入れていますが、およそ6割の人が選んでいるのがアガリクスです。
しかし、ひとくちにアガリクスといっても、本当に質の高い効果のあるものを選ぶことが大切です。しっかり見分ける条件は、こちらのページで解説しています。